Black Dog’s Breakfast

鉛の飛行船への胸いっぱいの愛を変拍子で叫ぶブログ

2019年9月3日 SONS OF CHIPOTLE ライブレポ ①

https://www.johnpauljones.com/sons-of-chipotle/

 

新宿PIT INN

201993 火曜日

1st:開場19:30/開演20:00

 

SONS OF CHIPOTLE

ジョンポールジョーンズ

(P,Electronics)

アンシカルトゥネン

(Cello,Electronics

 

2部ゲスト

大友良英(G)

ジムオルーク(Electronics)

 

 

🌶チポレポ 93 1st

 

初日の身も蓋もないド直球な感想

 

TV(動画)で見たのと同じ!」

 

同じ顔してる!同じ動きだ!

ああ、お鼻がとっても三角

そして演奏が乗ってきた時のそのいい笑顔

おんなじだー!見たことあるー!知ってるー!本物だああああ!

 

今、そこにいるの、本当にジョン爺なんだ……

同じ空間にいるんだ……と、噛み締めてた。ちょっと涙出た。

 

当日のお姿は、黒か紺色の半袖シャツ(照明でわかりづらかった)、胸ポケットに赤い花?それとも🌶??の刺繍が施されてた。オシャレさん。おちゃめさん。かわいい。

短く切り揃えられた髪の毛。いかす。軽く履きこなしたジーンズ。素敵。足元は見えなかったけど、お気に入りのあの水色の紐靴だったのかな?確認できず残念。とにかくかわいい。かわいいオブザイヤー2019

全公演を見た後での感想としては、初日1stは、1部では観客の様子見、2部では演者四人の探り合い?まるで暗闇で手探りしてるかのような、目を凝らし耳をそばだて、何も取りこぼすまいという気迫を感じた。張り詰めた空気が満ちていたように思う。

演奏自体は穏やかだけど、重く揺蕩うような感じ。捉えどころのない即興演奏の初演だからこそ体験できた、脆く崩れそうな危うさと薄氷を履むかの如き緊張感に痺れた。

そして迎えたアンコール。息が合ってきたのか、12部と比べて早々に音が跳ね出した!いいぞ!いいぞ!と、アンコールというのを忘れるほどの熱演に引き込まれていた、その時。

ジョン爺が音もなくスッと立ち上がって……

『パーーーーンっ👏

場内に響き渡る突然の決まり手、猫騙し。

ピタッと止まる演奏。静まりかえる場内。

びっくりする観客と演者の三人。

してやったり顔で、満足げにニッカリ笑う爺さま(最高スマイル)

尚、このパン締めは初日1stアンコールの時だけだった。激レア。