Black Dog’s Breakfast

鉛の飛行船への胸いっぱいの愛を変拍子で叫ぶブログ

あなたのZep愛は何処から?私は、①

実を言えば、私がレッドツェッペリンを好きになったのはここ数年のことで、50年を越すレッドツェッペリンの長い歴史から見れば、ぴよぴよ産まれたてご新規ファンだ。

と、思って日々過ごしてきたけど、気がついたらかれこれ7年経ってた。あれ?そこそこどっぷりじゃない?

 

忘れもしない20161月。ここでようやく、レッドツェッペリンを知った。いや、もちろん存在は知ってた、洋楽知識として。ジミーペイジって人も知ってた。ギター弾く人でしょ?世界三大ギタリストだっけ?知ってるよ!6070年代洋楽ロックの洗礼を受けたミュージシャン達が、自分のルーツを語る際に必ず出てくるバンドのひとつだったからね。

おばちゃん、若かりし頃はイエローモンキーが大好きでね。イエローモンキーの楽曲を聴き込みつつ、彼らが愛したバンドの話しを聞いてそこから彼らのルーツを追っかけたりして、音楽の世界が広がった。いろんなバンドを知った。当時はサブスクなんてないから、ちょっとずつCD買って大事に聴いてた。お金ないから中古CDとか輸入盤とか安いの探してあれこれ買ってたなあ……

 

そういうわけで、レッドツェッペリンの名前は知ってたけど、当時は何故か彼らのことをスルーしてた。何故だろう?ジャケ写が好みじゃなかったから?なんかわからんが難しそうな感じがしたから?どこから聴けばいいかわからなかったから?某音楽出版社の社長が大嫌いだから?

CDを買うどころか、友達から借りることもなかった。イエモンのファン友達はツェッペリン好きも多かったから、聴かせてと言えば貸してもらえただろうに。

確かこの頃、そんな友人に連れられて原宿にあったレッドツェッペリンの専門店(ビートルズローリングストーンズ、エルビスの店もあったのよ。あったよね?)に行ったわ。

ああああ!!!!返す返すもあの時の私!お前!まるっきり興味のないそこのお前!今、めっちゃ後悔してっかんな!ばーか!ばーか!()

戻りたい過去なんてないと思ってたけど、あったわ。あの日に戻りたい。せめて、内装だけでも思い出したい……

 

話しが逸れた。

レッドツェッペリンを聴いたきっかけはスマホを買い替えたことだった。もっと言えば、その時一緒にポケットWi-Fiを買ったことから。今もそうだが、我が家にはPCがない。なので、自宅にWi-Fiを入れてなかった。スマホを買い替えた時、その話しをしたら店員さんにポケットWi-Fiをおすすめされて釣られて買った。

こうしてデータ容量など気にせずによくなり、つまりは何も気にせずYouTubeを見られるようになった。だもんで、浮かれていろいろ動画を見まくった。時は2015年の年末。正月休み真っ只中。時間だけはたっぷりあった。過去に好きだったいろいろなバンドの動画(今思えば違法動画だな……申し訳ない)を探して巡り巡った。気がつけば、年越してた。

明けて2016年。そろそろ好きなバンドの動画も見尽くした時、ふと思いたった。せっかくだし他の、有名な、今までスルーしてたバンドも見てみよう。ちょっと、洋楽ロックのお勉強をしてみようと。

どのバンドから聴いてみようか……その時、真っ先に思い浮かんだのがレッドツェッペリンだった。なんでレッドツェッペリンだったんだろう?思い出せない。なにしろ、あの有名な「天国への階段」すら聴いたことがなかった。それ以外の曲は知らなかった。バンド名とジミーペイジの名前しか知らなかった。もの凄い有名なバンドなのに、これはちょっとお勉強不足なのでは?やっぱりレジェンドはちゃんと通っておきましょうよ、と。

 

へえ、こんな曲だったんだ。めっちゃいいじゃん。そら、後世に残りますわ。格好いいなあ。もう一曲ぐらい聴こうかな。どれにしよう。いっぱいある。さっぱりわからん。英語もわからん。

 

あっ、これにしよう!これは私でもタイトル読める!

 

Black Dog』ポチッとな

 

……?んんん?!?!

あああああああああ?!?!

この曲!好きだ!すっごい好みだ!!

 

はい。沼どぼん。

 

今思えば、狂熱のライブのだったと思う。

 

 

②につづく